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2011年5月18日 (水)

あたらしい季節が巡ってきたという実感がやっとわいてきた。今年は例年になく春の訪れが遅く、長引いた寒いシーズンも終わろうとしている。石油ストーブは先週押入れの奥に引っ込んだが、電気こたつはまだ居間の真ん中に居座っている。まだこの田舎の朝の気温は7~8度くらいなのでもうしばらくのあいだ付き合ってもらうことになる。

昨年の秋、家の近くの杉の木に巣箱をにかけておいた。どうやらその中でシジュウカラがヒナを育てているようだ。ツバメも巣作りに精を出し飛び回りはじめた。今年も確実に春がやってきた。鳥たちが毎年ヒナをかえすこの時期、昨年のヒナが親鳥になっていることもあるだろう。つまりヒナは見た目が同じであっても昨年と同じヒナではない。

P1000693      自宅から見える対岸も緑に包まれてきた

今なお新聞には東日本大震災で犠牲になった方々の名前と年齢が載り続けている。行方不明のまま発見が遅れたからであろう。そこにひと桁の年齢を目にするとさらに悲しみが募ってくる。自分も子育て中の親であるからなおさらだ。

この震災で亡くなった子供は生物学的に言うと子供であっても同じ子供は二人といない。そして二度と生れてくることはないのだ。自然が起こした災害でその尊い命をなくした悲しみを背負って、残された家族や身内は生きていかなければならない。せめてその生活を支援し心の負担を少しでも楽にしてあげようと全国から義援金が集まっているが、それプラス国の早い支援がなければどうにもならない。

国会では今回の震災に絡んで党利党略、私利私略にはしっている国会議員も見受けられるが、そんなことよりも、もっとしっかりと被災者の心を救ってほしいものだ・・・。

被災者の方も早く復興をはたし、そこで生まれるであろう新しい命をみんなで囲み、震災で消えた小さい命の分まで、その新しい命が幸せになっていくことが、被災者の心に春を告げるひとつになると思う。

その春の音連れは国の手腕の在り方一つで近くにも遠くにもなる。その国を作っているのは与党でも野党でもましてや官僚でもなく、国民全員だ。震災地の復興は日本の待ち遠しい春である。

P1000731      イチジクの葉も大きくなってきた

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