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2012年2月

2012年2月27日 (月)

田舎の水道②

春になると、この田舎の小学校や中学校に新しい先生が赴任してくる。そしてこの地が初めての勤務地となった先生方は田舎の景色がいいとか、村人の心情がいいとか、この地をよく思ってくれる。村人としてはそれはとてもありがたいことであるhappy01

しかし春から夏へと季節は流れ、いずれ冬になり、ここの生活の厳しさを知ると、この村への思いは最悪に変わる。積雪の多さやマイナス気温の寒さよりも、それによって生じる水道凍結からくる水のない不便な生活が一番つらい。学校にも自分の住む住宅にも水がこない。水がくるように配管パイプを温めたり、ホースを引きかえたり、どうにか水を得ようと寒い戸外での作業を強いられる。その作業をしなければ学校にも教員住宅にも、いつまでたっても水がくることはない。 その作業でどうにもならないとバケツなどで水を運ぶことになるwobbly

先生方がこの田舎で生活を送るための住宅だけでも、冬場の水道をきちんと管理し少しでも田舎での生活をよくしてあげようという気持ちは町村合併以前の村にはあまりないようだった。それで必然的に、この田舎が里から来る先生方に不人気になってしまうdespair

つまり、冬期における水問題さえ解決すれば、あんがいこの田舎のイメージは悪くなりはしないと思うのだが・・・ 現在この村は町村合併で三○市となった。さて以前同様、冬季の水問題をそのままにし、また里からこの田舎へやってくる先生方はもとより地元の先生方にも不便を強いるのだろうか。それとも・・・gawk

2012年2月24日 (金)

田舎の水道➀

この田舎には強い寒気が年に2~3回はやってくる。その時は必ず水が来なくなる。都会で水道代金を支払い生活をしている方々には想像がつかないかもしれないが、この田舎の住民のほとんどが自分で近くの谷からホースを引き、水を消毒することなくそのまま使って生活をしている。だから蛇口から出なくなるではなくて、水自体が家まで来なくなる最悪の事態になるわけだ。

以前住んでいた対岸では水が来なくなることはなかったが、ここへ引っ越してきてからは冬季における強い寒気によって1~2回は水が凍結し来なくなってしまう。対岸から川の上に渡したホースで水を送ってきているので凍結しやすくなってしまったのが原因だ。

夕方の天気予報で、標高1500mにマイナス12度くらいの寒気がやって来ると知る・・・それはこの家から見える落合禿や落合富士(いずれも標高1600mを超えている)がその寒気に包まれ、早朝にはその山肌から二つの山に挟まれた鎖谷沿いに寒気が降りてきて祖谷川に流れこみ、対岸からの水が凍結し我が家に水がこなくなることを意味している。その対応策としてすぐに家中のナベやヤカン、そしてペットボトルに水を溜めて備えておく。

今シーズンの我が家の最低気温はマイナス9度で、その次がマイナス8度だった。もちろんその2回とも水は凍結し、水のない生活を強いられた。生活をしていくには水が欠かせない。特にトイレ。昔は水を使わなかった田舎のトイレも最近は水洗になっているので水が出なくなるとそれが一番困る。冬季は浴槽の残り湯を捨てないでためてあり、それをトイレ用に使うのだが限度がある。

今年は何日か軽トラに20リットルの水タンクを4個積んで対岸まで水汲みに一日何度も往復した。その作業が終わると、ジワリとやってくる足腰の痛みが日頃何気なく使っている水のありがたさを教えてくれる。

この田舎では水道代はほとんどいらないが、凍結時や増水時の水を来るようにする作業に伴う労力や凍結防止ヒーターの電気代を考えると都会の水道代に近いくらいの出費になるだろう。おそるべし田舎の水道・・・wobbly

2012年2月21日 (火)

雪かき

昨シーズンは雪が多くて雪かきを何度もしたが、今シーズンは4日ほどだ。30分あまりの雪かきでも足腰には相当こたえる作業になる。雪かき作業の後は腰や肩が痛くて半日ほどは炬燵に足を突っ込み体を休める。体を温めるという理由をつけ、お酒も一合ほど・・・bottle

もう雪かきはうんざりだと思いテレビを見ると、これまた雪かきのニュースだ。日本海側の地方における今シーズンの大雪はどうしたものだろうか。この田舎に降る分の雪がその地へ移動したかのようだ。もう何mも降り積り、それに対応する雪かきは命をかけた作業になっているらしい。

P1030732  一夜で雪に覆われた対岸の集落・・・

屋根の雪を降ろして、あるいはそれらに関する作業をしていて雪に埋もれたり持病を悪化させたり屋根から落ちたりなどで、すでに何十名もの方がなくなっているらしい。屋根の雪を降ろさないと雪の重さで家がつぶれることもあるらしいから驚く。筋肉痛をおこそうが疲れようがいやでも雪かきをしなければならないわけだから厳しい生活だ。それを行う方々はそのほとんどが高齢者であるというのだからいたたまれない。

政府は今になってやっと自衛隊が異常な大雪に対して現場で除雪作業ができるような体制を取るらしい。今シーズンはもう終わりに近いのだから対応が遅すぎるangry

P1030779  新築されている小中学校の校舎はかなり出来上がって来た・・・

ひらひらと空から舞い落ちる小さな雪の一粒でも降り積もれば恐ろしい力を持つ。一滴の水であっても合流し集まればり恐ろしい力をもつ。人間もたくさん集まれば強い力をうむ。

数年前テレビに出演していた少しやんちゃな弁護士は、今や大阪市長となりたくさんの同志を集め続けている。いずれその組織は大きく膨らんで強い力を持つに至るだろう。近い将来、閉塞感の充満した日本のこの濁りを、その新しい力で払拭してもらいたいものだ・・・期待している。

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