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2012年2月24日 (金)

田舎の水道➀

この田舎には強い寒気が年に2~3回はやってくる。その時は必ず水が来なくなる。都会で水道代金を支払い生活をしている方々には想像がつかないかもしれないが、この田舎の住民のほとんどが自分で近くの谷からホースを引き、水を消毒することなくそのまま使って生活をしている。だから蛇口から出なくなるではなくて、水自体が家まで来なくなる最悪の事態になるわけだ。

以前住んでいた対岸では水が来なくなることはなかったが、ここへ引っ越してきてからは冬季における強い寒気によって1~2回は水が凍結し来なくなってしまう。対岸から川の上に渡したホースで水を送ってきているので凍結しやすくなってしまったのが原因だ。

夕方の天気予報で、標高1500mにマイナス12度くらいの寒気がやって来ると知る・・・それはこの家から見える落合禿や落合富士(いずれも標高1600mを超えている)がその寒気に包まれ、早朝にはその山肌から二つの山に挟まれた鎖谷沿いに寒気が降りてきて祖谷川に流れこみ、対岸からの水が凍結し我が家に水がこなくなることを意味している。その対応策としてすぐに家中のナベやヤカン、そしてペットボトルに水を溜めて備えておく。

今シーズンの我が家の最低気温はマイナス9度で、その次がマイナス8度だった。もちろんその2回とも水は凍結し、水のない生活を強いられた。生活をしていくには水が欠かせない。特にトイレ。昔は水を使わなかった田舎のトイレも最近は水洗になっているので水が出なくなるとそれが一番困る。冬季は浴槽の残り湯を捨てないでためてあり、それをトイレ用に使うのだが限度がある。

今年は何日か軽トラに20リットルの水タンクを4個積んで対岸まで水汲みに一日何度も往復した。その作業が終わると、ジワリとやってくる足腰の痛みが日頃何気なく使っている水のありがたさを教えてくれる。

この田舎では水道代はほとんどいらないが、凍結時や増水時の水を来るようにする作業に伴う労力や凍結防止ヒーターの電気代を考えると都会の水道代に近いくらいの出費になるだろう。おそるべし田舎の水道・・・wobbly

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