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2012年3月25日 (日)

落合小学校閉校式

昨夜から吹き始めた風は今日も朝から吹き荒れていた。この風で飛ばされる杉の花粉を朝からしこたま吸い込んだ花粉症のトト虫は、鼻水と格闘しながら本日行われる三○市立落合小学校の閉校式へ行く準備をしていた。準備と言っても背広を着るだけなのだが・・・

午後からの受付時間に間に合うようにカミさん&子どもたちと同小学校へ行くと、見慣れた面々が集まってきていた。数日前まで春の陽気だったのに昨日からはまた冬に逆戻りしたかのような寒い空気がこの田舎に流れていた。会場の体育館内には大きなストーブが何台かあったが焼け石に水状態で、パイプ椅子に座ってしばらくすると足元から寒さがじわじわと登ってきた。

その寒さを忘れるかのような閉校式。国会議員の方々。市長、市議の方々。来賓の方々から閉校に当たっての言葉があり、14名の子どもたちがこの小学校のたどった歴史を芝居まじりになつかしく説明した。会場のみんなで明日からは使われない校歌を合唱したときには胸に熱く込み上げるものがあった。

明治22年から122年続いた歴史の中で3535名の卒業生を送りだした・・・その歴史を惜しむかのように閉校式が始まったあたりから雪が降り出した。そのなごり雪は紅白歌合戦で歌うサブちゃんを包んで舞う紙吹雪のように、校舎をまっ白い花吹雪で包み込んだ。

最後に子供たちが力強い和太鼓の演奏をして閉校式を華やかにしめたのだが会場に集ったみんなに忘れることのない感動を与えた。それは打上げ花火のドーンという大きな音で夏が終えんする寂しさと似通っているようで、和太鼓のドーンという大きな音でこの小学校の歴史は終わったのだ。

なごり雪の視覚効果と和太鼓の音響効果・・・すばらしくも悲しい演出で閉校式は終わったが、落合小学校という名称とこの地での歴史はなくなろうとも大きな校舎は残る。せめて残った校舎を有効に利用して次の歴史を作ることを当市に期待している。

落合小学校ありがとう。そしてさようなら・・・

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コメント

落合小学校閉校ですか。つい先日黒沢湿原で落合小学校の児童が植えているサギソウを見ました。この8月に美しい花を咲かせるとか。
寂しく切ないですね。
でもどういう状況になってもみんな幸せに暮らしていって欲しいと心から願うばかりです。

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